LIVE REPORT(2017/03)

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2017年3月3日(金)
イエロー・シアン・マゼンタ自主企画LIVE
『三原色の夕べ ~赤色編~』はぁ~ドッコイ!ひな祭り
-イエロー・シアン・マゼンタ ワンマンLIVE-

 

この日、イエロー・シアン・マゼンタが行ってきた自主企画『三原色の夕べ』の3本目、赤色編が開催された。
この自主企画のラストは、彼ら初のワンマンだった。

開演直前の影ナレから楽しませると、その雰囲気のままライブはスタート。
イエロー・シアン・マゼンタといえばこの曲とも言い切れるだろう「八田三郎、下総に帰す」を最初に持ってくると、「桜の森」「足音」とテイストの違う3曲を一気に披露。開始3曲で彼らの世界が展開されていた。
この日、2本のギターを使用していたGt&Vo.杉浦。
古いギターを持ち替えて披露したのは、そのギターを使って作ったという「黄昏行進曲」「道」「ハーヴェスト」の3曲。中でもインスト曲の「ハーヴェスト」はライブで演奏したのは初めて。ファンにとっても嬉しい選曲だっただろう。
昔の曲は暗い曲が多いという事もあり、しっとりした雰囲気に包まれたが、Dr.宇都のソロから始まった「登校日」はその雰囲気を一変、客席からも自然と手拍子が起こりとても温かい空間になった。
MCではGt&Vo.杉浦とBa.大森の会話に笑いも起こる。とてもアットホームな雰囲気が伝わる一幕だった。
自分に息子ができたら、というテーマのバラード曲「息子と息子」は優しい歌詞とメロディで会場を包み込む。
また、この日は今までサポートで参加していたGt.山内のイエロー・シアン・マゼンタへの加入も発表された。すでにメンバーなのかと思うほど一緒に活動してきただけに、会場が歓喜に包まれた。
そんな4人になったイエロー・シアン・マゼンタ。
続く「ウィークエンド」は今まで以上の盛り上がりを見せた。Gt&Vo.杉浦vsGt.山内のギターバトルは2人のサウンドに会場もヒートアップしていった。
本編最後は「僕らの故郷、黄金の国ジパング」を披露。会場が手拍子で一体となった。

アンコールはひな祭り当日ということもあってか、童謡「ひなまつり」に合わせて登場。
“ひな祭りっぽいもの”を配るという、楽しい雰囲気から一変、アンコール1曲目はインスト曲「風来」からスタート。4人のクールなサウンドに再び会場は盛り上がる。
そして、ここで新曲「FUTURE」を披露。しっとりした温かい空気に包まれた。
最後は「かなしい」で再び盛り上げ、この素敵な1日に幕を閉じた。

最初は観客が2人しかいないライブもあった彼ら。それがこの日は満員の客席。
ここまで素晴らしい成長を遂げ、4人になったイエロー・シアン・マゼンタの今後が楽しみだ。